リュウ太の「北海道語講座」

ボクは道産子だから、時々みんなの知らない言葉を使っちゃうことがあると思うんだ。そんな時はここを見てね。もしかしたらそれは北海道語かもしれないから。でもね、気がつかないで使ってることもあるからそんな時は教えてね。これからどんどん増やしていく予定だよ。それから「北海道」っていっても広いから地域によっての違いもあるんだ。道内の人で自分の使っている言葉と違う時は教えてね!

  ことば 意味 使い方
あずましくない 心が落ち着かない    <場面>お母さんがおいしそうなケーキを食べている。      
リュウ太、そんなに見てたらあずましくないしょ。お母さん食べずらいよ。

ボクにも一口くれたらいいんでないかい?
おっかない 恐ろしい    <場面>雪道をお散歩している。
キャー!(母、ステーンと派手に転ぶ)
お母さん、何やってるの?!(新しい遊びかと思って飛んでくる)
あいたたたー。ここ、すごくすべるんだものー。もうおっかなくて歩けないから帰ろう!
えー、そんなぁ。
おばんです こんばんは    <場面>夜、リュウ太パパのお父さんから電話がかかってきた    
パパのお父さん:もしもし、おばんです。
あ、おばんでございます。
(母注:普通は「おばんです」、目上の人に対してはもっと丁寧に「おばんでございます」と言います。ご年輩の方は「おばんでした」と言います。過去形ではなく丁寧な言い方です。若い人は「こんばんは」と言います。)
こわい 疲れた    <場面>長いお散歩から帰ってきた
アー、こわい、こわい。いくらポカポカ気持ちのいい日だって、40分も歩いたらこわいしょ。
ボクはルンルンだよ!
しばれる 凍りつくように寒いこと    <場面>朝のお散歩の時、外が-20℃だった。
今朝はすんごくしばれてるよ。もうちょっと暖かくなるまで待ってね。
そんなにしばれてるの?だったら-18℃になるまで待ってる!
(母注:リュウ太は-20℃くらいになると「あんよが冷たいよ」と言って歩かないのです。もっと寒いところに住んでるワンコだっているのにね。本当は靴を履かせてやりたいんですけど・・・。)
ジョンバ 除雪の道具、スコップのようなもの    <場面>朝起きたら、初雪だっていうのに10pも積もった!
イヤイヤイヤー、ワヤだわ。まだジョンバ、出してないんだよ。物置に行って持ってこなくちゃ!
(母注:”ワヤ”も北海道語です。「メチャクチャ」という意味です。)
つっぺかう 栓をする(つっぺ=栓)    <場面>学校で授業中にお姉さんが鼻血を出した。
お姉さん:センセイ、鼻血、出ました。
ティッシュでつっぺかって、保健室に行っといで。
お姉さん:はーい、そうしまーす。
どか雪 一度にたくさん雪が降ること    <場面>朝、起きたらドアが開かないくらい(30p以上かな?)たくさん雪が積もっている。
アリャー、どか雪だわー。リュウ太パパさん、早く起きて手伝って!
(母注:10p程度ではどか雪とは言いません。岩見沢には毎年2月に「どか雪祭り」と言う名前のお祭りがあります。雪像を作ったり犬ぞりレースをしたりして寒い冬の日を楽しく過ごします。来年の「どか雪祭り」には取材に行ってみようかなぁ、でも寒いだろうなぁ。ちなみに今年は−20℃近い日だったんですよ〜。ウウ〜サム〜イ。母は寒いのは苦手です。)
なげる 捨てる    <場面>今日は燃えないゴミの日です。
リュウ太、「ゴミなげ」に行って来るからお留守番、頼むね。
…。
はく はめる    <場面>お散歩の前。
お母さん、早く散歩に行こうよ!
ちょっと待ってね。今、手袋はくから。
(母注:手袋は「はめる」ものだって大人になるまで知らなかった!)
まかなう 身支度をする    <場面>お散歩の前。
お母さん、早く散歩に行こうよ!
はいよ。ちゃんとまかなって行かないと寒いから、ちょっと待ってね。
まかれる こぼれる(液体)    <場面>お散歩から帰ってのどが渇いた。早くお水欲しい!
お母さん!早く、早くボクのどが渇いたよー!
そんなに飛びついたらまかれるしょ!
めんこい かわいい    <場面>お散歩中にどこかのおばさんと出会った。
おばさん:アラー!めんこいねー!
デヘヘヘー。なでて、なでてー。

(母注:若い人はあまり使わなくなったようです。お姉さんたちは「カワイイ!」と言います。)
ゆるくない 容易でない・大変だ    <場面>母はこれから雪はね(除雪)に。
お母さん、すっかりまかなってどこ行くの?
雪がいっぱい降ったからはねてくるんだよ。こんなに降ったらゆるくないわ。
(母注:”雪はね”ってもしかして北海道語?どなたかご存知でしたら教えてください!)